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商品は企業活動の結果、その結果を生み出す要因は?

あなたの商品は「想い」「つくり」「しくみ」でできている

イメージ.jpg世の中にはひとつとして同じ製品はありません。同じカテゴリーの製品でもどこか違っています。その違いでお客様は商品を選びます。あなたの商品を、あなたの会社が作らなければならなかった理由があります。
・素材
・健康
・食感
・価格
・おいしさ
・新しさ
・伝統(正統)
あなたの商品はなんらかのあなたのこだわりが反映されています。意識の有無に関わらず。
あなたのこだわり(想い)は言葉になっていますか?
あなたのこだわり(想い)は具体的ですか?
そしてあなたのこだわり(想い)を社員は理解していますか?

数人で活動していた開業間もない頃は、以心伝心で伝わっていたかもしれません。直接社長からお客様に伝わっていたかもしれません。
今はどうでしょうか。あの時と何が違いますか?その違いに対応できていますか?

社員一人ひとりがあなたの想いを判断基準として製品を作っていたとしたらどんな製品が出来上がりますか?
お客様があなたの想いを知った上で商品を購入するとしたらどんなことを期待するでしょう?

この想いを社員とそしてお客様と共有するためには3つの活動が必要になります
1)想いを見える化すること(文字にすること)
2)想いを社員やお客様に伝えること
3)想い通りの商品になっているかお客様から評価してもらうこと
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わざ:想いを形にする手段

1)わざ(技)には「技術」と「技能」があります。

ginou.jpg・技術:数値化や手順化が可能なもの。裏づけされた理論があるもの
・技能:人の感覚によって判断されるもの。経験によってのみ習得できるもの。
昔から「技は盗むもの」と言われ、その技の習得には師匠または先輩のもとで複数年の”修行”が必要とされていました。この伝承の仕方では、「技術」と「技能」を意識する必要はありませんんでした。

昨今では、機械化が進み、技のうちどこまでが「技術」であるか、どうやったら「技能」の部分を技術に置き変えることが可能かという視点で「技」を分解する必要が出てきました。
この流れは、画一化した製品を作る事が目的ではなく、熟練者を熟練者でしかできない作業に集中させることで品質を高めることにつながります。
品質を決めるのは「技能」をもつ熟練者です。

技術と技能を分けて考える事で育成方法も変わってきます。必要な人材の育成を効率的に行えるようになります。
技術の部分を新入社員やパート従業員に担当させ、重要な部分のみを熟練社員に担当させることで人件費の削減にも寄与します。

2)固有技術と管理技術

tanker.jpgいい品質の製品を作るための技術が固有技術(=わざ)だとすると、生産性を高めるための技術が管理技術です。
「よいモノをより安く」これは消費者の要求であり、企業としてもできるだけ応える必要があります。
*ここでできるだけとしたのは、「よいモノ」であれば企業が付加価値がつけることができます。

食品業界において以外に重視されていないのが生産性です。生産性を向上させることは利益に直結することはもちろん、技能を技術に置き換えるための改善という見方もできます。
生産性や不良の原因を監視する手法を管理技術といいQC手法などが代表例です。
また、不具合の再発防止のための「なぜなぜ分析」なども製造者として身につけておきたい管理技術のひとつです。

しくみ:良い製品を再現よく生み出すしくみ

jumoku.jpg既に存続している会社であれば、どの会社にもしくみはあります。ただ、見える化されているかどうかの違いだけです。小さな会社だと社長や担当者の頭の中だけということもあります。
しくみとは「手順(流れ)」「判断基準」そして「記録」で成り立っています。
代表的なしくみとは
・原料を買うしくみ
・製品を作るしくみ
・製品を販売するしくみ
・社員を教育するしくみ
・社員を評価するしくみ
・・・などです。

しくみが「見える化」されているとどんなメリットがあるのでしょうか?
・社長や担当者が不在でもやり方がわかる
・新入社員に同じ方法で伝えることができる
・効率の良いやり方を再現できる
・より良い方法に変更できる
・後工程や他の部署がどんな仕事をしているか知る事ができる
・不具合が発生したと時に改善しやすい(改良点が見つけやすい)
・責任範囲がはっきりする
・お客様からの信頼が得られる
・・・

それでは、「見える化」することのデメリットは何でしょうか?
・作業内容が固定化されてしまう
・より良い方法が見つかってもすぐに応用できない
・決められた作業以外やらなくなる
・・・

しくみを「見える化」したメリットを活かすのも、デメリットを強調してしまうのも運用次第です。
コンサルタントや審査という第3者の視点を入れるメリットはここにあります。